fromサイエンスの森
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 科学は、人間個人が自然を見る豊かな知見と道具をもたらしますが、他方ではそれが国家を介して残虐な殺戮兵器ももたらします。「サイエンスの森」では、科学のその2つ姿を見つめ、人間が科学をコントロールするための一助になりたいと願っています。

  サイエンスの森 ・自然を見る豊かな知見 →科学教育
               ・効率的な殺戮兵器   →科学のリスク     

そのための具体的に3つのエリアを設けています。

一番目は「霧箱」を通して素粒子・放射線のおもしろさとその実験装置・実験方法を紹介することです。対象は小学生・中高校生・一般と多くの方に広く利用していただけるようにしたいと思います。

二番目は、こうした自然界の素粒子・放射線に加え、2011年の福島・原発事故で人間が作り出した放射線によって日本の国土が汚染され多くの人々が故郷を失っていく問題が生じています。核のエネルギーは、人類と果たして共存可能なのだろうか。まずは、霧箱を通して放射線とそのリスクということについて考えていきたいと思います。

三番目めは理科、科学・物理教育について「考え、納得のいかない疑問」行きづまっていることなどについてとりあげます。疑問質問をどうぞ、お寄せ下さい。問題点をたがいに共有化していくことが、解決の第一歩です。

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One Comment on “サイエンスの森

  1. Ken-ichi Tozaki

    霧箱での飛跡観察から、1粒子飛翔の威力が推察されます。これが細胞内で起こっていたらと思うと恐ろしいです。
    1ミリシーベルト/年の被爆での死亡率は宝くじで6億円当たる確率より大きいのではないでしょうか。宝くじで「夢を買う」人が居るようですが、1ミリシーベルト/年の被爆で「悪夢」におびえる人がでることは理解できます。卵子や受精・発生、成長期にはその影響は成人に比べて指数関数的に増す事でしょう。その事を親たちが心配するのは当然です。モミの木の枝分かれの異変はシマウマの模様のように鋭敏に示していて、危険性がある事を示しています。危険性を含めて情報を知った親たちが判断をする事が必要です。不安にならないように、またストレスにならないよう情報提示をコントロールすることは民主主義に反します。科学、技術、生産活動、生活がここまで変化してきた今日、個々人が社会の一員として足元を見つめて、進路を選ぶことが必要だと思います。そうすると今「電気が欲しい」だけで原発を動かすという結論は出てこないと考えます。日頃思っている事をお伝えしたくて書きました。

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